ピエール・ペテルス
9 Rue de l'Église, 51190
Le Mesnil-sur-Oger, France
Tel: +33 3 26 57 50 32
生産者業態 RM レコルタン・マニピュラン
Champagne List
シャンパーニュ一覧
Pierre Peters Cuvee de Reserve Blanc de Blancs Grand Cru
ピエール・ペテルス キュヴェ・ド・レゼルヴ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ
品種 シャルドネ100%。
グラン・クリュ村
le Mesnil sur Oger ル・メニル・シュール・オジェ、Avize アヴィーズ、Cramant クラマン、オジェ Oger
リザーブワイン(ヴァン・ド・レゼルヴ)50%
ドサージュ6~6.5g/l
瓶熟成 32ヶ月間以上
Pierre Peters Grande Reserve Blanc de Blancs Grand Cru
ピエール・ペテルス グラン・レゼルヴ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ
品種 シャルドネ100%
リザーヴ・ワイン20%
ドサージュ4.5g/l
瓶熟成 36ヶ月間以上
Pierre Peters Cuvee Extra Brut Blanc de Blancs Grand Cru
ピエール・ペテルス キュヴェ・エキストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ
品種 シャルドネ100%
グラン・クリュ村 le Mesnil Sur Oger ル・メニル・シュール・オジェ、Avize アヴィーズ、Cramant クラマン、Oger オジェ
リザーブワイン(ヴァン・ド・レゼルヴ) 5%
ドサージュ 2g/l
Pierre Peters Cuvee Millesime L'Esprit de Blanc de Blancs Grand Cru
ピエール・ペテルス キュヴェ・ミレジメ レスプリ・ド・ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ
品種 シャルドネ100%
グラン・クリュ村 le Mesnil Sur Oger ル・メニル・シュール・オジェ、Avize アヴィーズ、Cramant クラマン、Oger オジェ
ドサージュ3~3.5g/l
Pierre Peters Cuvée Réserve Oubliée Blanc de Blancs Grand Cru
ピエール・ペテルス キュヴェ・レゼルヴ ウブリエ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ
品種 シャルドネ100%。
ドサージュ 4.5g/l
グラン・クリュ村 le Mesnil Sur Oger ル・メニル・シュール・オジェ、Avize アヴィーズ、Cramant クラマン、Oger オジェ
ヴァン・ド・レゼルヴを100%使用
≪歴史≫
このドメーヌは、ガスパール・ペテルス氏が、ぶどう栽培農家の娘ドゥエ女史と結婚したことにより、1858年からぶどう栽培専業農家として始まりました。その後、息子のルイ・ジョセフ・ペテルス氏の代まで続きました。シャンパーニュの元詰め販売は、戦争から帰還したルイ・ジョセフ氏の息子カミーユ氏が、1919年、『カミーユ・ペテルス』のブランド名で、レコルタン・マニピュランとして始めました。1920~30年はシャンパーニュにとって“熱狂”の時代で、ネゴシアンが大躍進しました。カミーユ氏も増産を行い、1929年の世界恐慌時には100%元詰めとなりました。1932年、カミーユ氏の息子ピエール・ペテルス氏は、12歳の時から自社ブランドを広めるべく活動を行いました。この時代に、カミーユ氏はメニルで最も著名な畑のひとつ、レ・シェティヨンを2ha購入しました。1946年にピエール氏は、ドメーヌ名を自身の名前『ピエール・ペテルス』に変更しました。1967年、ピエール氏は息子のフランソワ氏にドメーヌを相続し、自社畑も20haまでに拡大しました。相続で分割されていたレ・シェティヨンの畑も1.2haまで再購入しました。2007年、3代目としてロドルフ・ペテルス氏がドメーヌを引き継ぎました。1970年生まれのロドルフ氏は、著名な醸造家ジャック・ペテルス氏(ヴーヴ・クリコの元醸造長)を叔父に持ち、とても恵まれた環境で育ちました。コンサルタントなどの仕事も経験した彼は、幅広い視野で、このドメーヌをより大きく成長させることを大いに期待されている有望な若手醸造家です。また、2006年より、ジャック・ペテルス氏もブレンディングに関わっています。栽培は100%シャルドネ、平均樹齢は35年で、65年を超える老木もあります。10年以上リュット・レゾネを行い、4通りの栽培を行っています。また昨今、主流となりつつあるクローン・セレクションではなく、マス・セレクション(代々引き継がれてきた自分の畑で、時間をかけて優良な株を選定。それを苗木として使用する方法。)にこだわっています。ロドルフ氏は「シャルドネはひとつではない」と語ります。
代々ペテルス家が守ってきた「様々な特徴を持つシャルドネ種」を引き継ぎ、マス・セレクションにより栽培を行うことは、「シャンパーニュの歴史と誇り」「ペテルス家 代々のメモリー」を守ることであり、これにより一層味わいに複雑味が加わります。
所有畑 : 20ha、32リューディー(テロワール)
Le Mesnil sur Oger: 11.5 ha /45区画
Oger: 1.5 ha /8区画
Avize: 2.0 ha /4区画
Cramant: 0.5 ha /2区画
Sezanne: 2.0 ha /4区画
※ 新しい畑を購入:2.5ha(Oger、Avise、Cramant)
≪醸造≫
4層構造のドメーヌで行います。収穫時に畑で厳しく果実の選別を行います。上から、ぶどう集荷&プレス場、発酵場、下2層が熟成用セラーです。ポンプを極力使用しないグラヴィティ(重力)で行われています。均一にゆっくりとプレスをし、重なったぶどうにより自然に清澄します。基本的にジュースは、キュヴェとほんの一部のタイユをブレンドし、品質の高いもののみを醸造します。(平均的ブレンド比率は、キュヴェ60~65%、タイユ5~10%、ヴァン・ド・レゼルヴ50%以上)ヴァン・ド・レゼルヴは、700hl(生産量の約半年分)で20ヴィンテージ以上をブレンドし、1988年から良年のヴィンテージのみを注ぎ足しながら、ステンレスタンク、フードル、セメントタンクで保管されています。発酵は、10~11℃という低温で、かつ長期間ステンレス・タンクでリューディーごとに行われ、スーティラージュやバトナージュはせず、シュールリーする事により深いアロマを出しています。
〜インポーター資料より〜
ブルゴーニュワインガイド
Bourgogne Wine Guide